mediLinkマルチウィンドウ対応レビュー【iPad】

先日、メディックメディアが出すアプリ「mediLink」がマルチウィンドウ対応になりました。

そもそも、マルチウィンドウとは何なのか、その機能も含めてレビューしていきたいと思います!

6/4「mediLink」アップデート

6月4日、Appstoreにて「mediLink」のアップデートが来ていました。

そのときの画像を貼っておきます(6/5にスクショしたので昨日となっています)。

この一番上に、「マルチウィンドウ対応しました」と書いてありますね。

これにより、さらに「mediLink」を使いやすくなったのです!

この機能を利用できるのはiPadOS13以降ですが、もちろんiPadが必須になります。iPadについては、以下の記事でまとめているのでよければご覧ください!

補足:mediLinkとは?

mediLinkというのは、「QB(Question Bank)」や「病気がみえる」を出版するメディックメディアが運営している医学生用のサービスです。

このアプリでは、「QB」を解いたり、「病気がみえる(電子版)」、「year note(電子版)」などを読んだり、mediLink動画から「Q-Assist」という講義動画を視聴したりすることができます。

(これらは購入しないと利用することはできないので注意してください)

このアプリのメリットは、場所を選ばずに勉強できることです。

わざわざ重たい参考書を持ち運ぶ必要がなくなったので、医学生の「デジタル勉強法」が流行るきっかけにもなったと言っても過言ではありません。

マルチウィンドウとは?

では、マルチウィンドウとはどのような機能なのか見ていくことにします。

これは、簡単に言うと「1つのアプリを複数の画面で使用できる」機能です。

今まで、iPadというのは1つのアプリにつき1つの画面しか開くことができませんでした。例えば、「YouTube」を開いたときに下からバーを出して「YouTube」をタッチしても、何も変化はありません(以下の写真の通りです)。

YouTubeを開いているときにここをタッチしても変化しません

ところが、2019年iPadOSが開始され、Appleの純正アプリを中心にマルチウィンドウ対応となったのです。

Apple純正アプリ「Safari」を使って説明してみます。

「Safari」を開いているときにタッチすると…
このような画面になります!
そして、右上の+ボタンを押すと…
別のウィンドウとして「Safari」が立ち上がります。

本当にもう一つウィンドウが立ち上がったのか確かめてみましょう。

もう一度タッチしてみると…
ちゃんともう1つウィンドウが立ち上がっています!!

この機能のいいところは、マルチタスクが可能になることです。

マルチタスクが効率的かどうかは人にもよるのでここでは言及しませんが、こんな使い方が可能になります。

例えば、「Safari」を使って調べ物をする場合、ウィンドウによってカテゴリーをわけたり、私用と公用を使い分けたりといったことができます。

Apple純正アプリ以外でこの機能を利用できるのは、「GoodNotes5」が有名でしょう。僕もこのアプリを愛用しています。

このような機能が、mediLink」でも使うことができるようになったのです。

mediLinkで実際に使ってみた

ということで、「mediLink」で実際に使ってみました。

「mediLink」を開いた状態でタッチすると…
先ほどと似たような画面に!右上の+ボタンを押すと…
もう1つウィンドウが立ち上がります!

ということで、1つのアプリで別々の画面を開くことができます。

このアプリでマルチウィンドウを使えることがどう役立つかと言うと、同じアプリを1つの画面で使用することができることです。

このときに、「Split View」という画面を2分割する機能を用います。

「Split View」は、以下のやり方で使用できます。

Split Viewのやり方
①画面下から上に少しスワイプしてバーを出す
②その後、「mediLink」を長押しし、押したまま右端(左端でもOK)にスワイプすると…
③このような画面になれば成功です。これで押さえてる手を離すと…
④このようになり、画面を2分割できます!

ちなみに、真ん中の仕切りの灰色の部分をスライドさせれば2分割のサイズを変更することができます。

クローン病についての説明に対してマルチウィンドウを利用している

例えばクローン病について調べたとき、左画面には「病気がみえる」、右画面には「year note」を開きながらみることができます。

今までは、別々に調べて確認する必要があったのでかなり面倒でしたが、今回のアップデートにより「比較しながら読む」ということが可能になりました。

他にも、上のように左画面で「QB」を、右画面で「病気がみえる」を開いて問題演習をしながら逐一知識を確認する、と言うこともできます!

もちろん、他のアプリと併用しながら使用することもできます。

例えば、「Split View」を利用して、ある画面では「GoodNote5」と「mediLink」を、もう一つの画面では「Safari」と「mediLink」を、といったことが可能です!

右上と右下の画面がまさにそうなっています

6/9追記:2分割表示の使い方

「Split View」による2分割表示ですが、SNSで「mediLink」公式サイトが解説してくださっていたので、かいつまんで話をします!

この一連のツイートで、「mediLink」を2分割表示するメリットはある病気について2画面で比較できるだけじゃなくて他にもあるよということが書かれています!

その内容が「リンク」を介した移動が大変しやすくなったということです!

試しにやってみることにしました。

「Split View」により「mediLink」を2画面表示しておきます。
例えば、片方でQBオンラインを解いているとします。
この問題の解説にある点線の下線があるところ(リンク)をタッチすると…
該当するページがすぐに開きます!!

今試したのは「QBオンライン」からのリンクでしたが、もちろん「mediLink動画」や「QBオンラインCBT」から「病気がみえる」や「year note」へのリンクもできます。

他にも、「病気がみえる」や「year note」中のテキストを長押しして検索するともう一つの画面で検索結果が表示される、というものもあります。

詳しくは先ほどのツイートを参照してください!

6/12追記:マルチウィンドウがもっと楽に!

6/11のアップデートで、マルチウィンドウのやり方がさらに楽になったので紹介します!

画面右上のボタンをタッチするだけでマルチウィンドウにできるようになりました!
閉じるときはこのどちらかのボタンをタッチ!

以前よりマルチウィンドウがしやすくなった印象です。

もちろん、これらのボタンはこのホーム画面だけでなく「QBオンライン」などを解いているときでも表示されているので、いつでもマルチウィンドウを使用することができます!

iPadでの勉強がますます捗るように

いかかだったでしょうか。このアップデートで「mediLink」がさらに使いやすくなりました。

これにより、iPadでの勉強がますます捗るようになります!

もしマルチウィンドウを知らない、という人はこれを機にぜひ利用してみてほしいです!デジタル勉強をより快適にしていきましょう!

このレビューが少しでも皆さんにとって役立てば嬉しいです!

スポンサーリンク
おすすめの記事