僕が医学部の部活を辞めるまで

こんにちは。めんたむです。

この度サイトを開設させていただきました。

このサイトでは、医学部の部活・勉強関連のことやFPや簿記で学んだことを中心に何か役立てるような記事を書いていこうと考えています

もし何かコメントなどありましたら気軽にしてください!

さて、僕のTwitterの固定ツイートには以下のツイートがあります。

これを見て僕のことを知ってくれた方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回は、このツイートに至った経緯を説明していきます。長くなりますが、もしよければお付き合いくださると嬉しいです。

何も知らなかった新歓期

3月の合格発表日、正直受かるとは思っていなかった自分はとても喜んでいました。

(あとで点数開示すると、合格最低点と1点差もなかったようです。)

そして、合格したあとに何が起こるかというと、それはメールやTwitterでの「新歓にこないか」という連絡です。

このTwitterはリア垢でやっているものでしたが、「〇〇大学医学部〇〇部」のようなアカウントからフォローされ、とりあえず有名なテニス部の新歓にいくことにしました。

そのときの先輩方は皆とても優しくて、キラキラしているように見えました。

めんたむ
こんなに医学部って楽しいところなんだ!やっぱ大学生だからやれることの幅も広がるし自分もすごく楽しめそう!

当時の僕はこのことをガチで思ってました。

今から考えると「そんなわけないだろバーカ」となりそうなのですが、受験も終わって浮かれていたことと、公立高校出身だったので私立高校出身のまわりの人のように情報を全然持っていなかったので何の疑いもなく信じ込んでいました。

とりあえず新歓に行きまくり決定

そこで新たな友達と知り合い、LINEを交換してとりあえずいろんな部活の新歓にいこうということになりました。

そして多くの部活の新歓にいき、「この部活が良さそうだな」というときに、その部活に関するあるうわさが流れてきました。

それは、「あの部活は今はホワイトなように見えるけど入ったらめちゃくちゃブラックらしい」というものでした。

でも「恋は盲目」というように、この部活にほとんど入ろうと思っていた僕はそんなことをつゆも気にせずに

めんたむ
そんなのでたらめだ!いいや、入っちゃえ!

と安易な気持ちで入ってしまいました。

最初は楽しかった!

入ってみると、新歓以上に色んなことが出来ました。

試合に出たり、新歓ではできなかったことをたくさんすることができたので、当時の自分にとって不満はひとつもありませんでした

めんたむ
なんだ、ブラックとか聞いてたけど全然そんなことないじゃん!

そのときは何もわかってなかったのです。

6月前から雲行きが怪しくなる

さて、そんな中雲行きが怪しくなってくる原因となったのは、6月前にあった「OB・OG会」でした。

このOB会では、新入生はOBたちにひとりひとり挨拶をしにいかないといかないというものでした。

このときは、先輩たちに「僕らもやってきたから、申し訳ないけどやってほしい」と言われてやりました。

めんたむ
ひとりひとり挨拶をする意味があまりよくわからないな…まあ、先輩たちがやったというならやるしかないよな

内心ではこう思ってました。

飲み会の「コール」に出会う

そして、部活を辞める大きなきっかけになったのが6月にあった規模の大きな飲み会です。

詳細は言えませんが、合同飲み会と思ってください。

この飲み会で、「コール」に出会います。

今までも似たようなのはあったのですが、本気でやっているのはこのときが初めてでした。

正直、ドン引きしました。

お酒を飲みすぎて意識が朦朧となり、そのときに吐物が窒息する可能性があるから飲み過ぎはダメ、というのを今までで学んでいた僕にとって目の前の光景についていけませんでした

めんたむ
え、なんで医学生なのにコールしてるの?君ら将来医師になるんだよね?え、やばくないか?

西医体という出費がえぐい大会

この出来事にさらに追い討ちをかけたのが、「西医体」です。

改めて説明すると、これは1年に一度、夏に医学生が西日本のどこかに集まってテニスなりバレーなり剣道なり大会をしようというものです。

「なんで普通の大学生と試合しないんじゃ」というツッコミは今回はやめときます笑。

この大会の出費がえぐかったのです。

1年でも2万ほどかかった記憶があります。

当時の自分はそんなにアルバイトをしていたわけではなかったので親に頼んでお金を借りました。

めんたむ家は裕福ではなかったのでこれが財政面的に苦しかったのです。

そのときに、5年の先輩が「僕らは10万かー」と言っているのを聞いて、「は?」となりました。

めんたむ
そんな金額、5年で払うなんて絶対無理だ

ここで「辞める」という選択肢が確実になりました。

辞めたいけどすぐに辞められない

ということで辞めようと思い、先輩にLINEを送りました。

すると、「一度会って話したい」と言われました。

そして、先輩に会いにいくと、そこにはその先輩だけでなく、同期や他の先輩がいました。その人らと、ご飯を食べながらかなり説得されました。

「OBとの関係は難しいのはわかる、けど僕らも乗り切ってきた」「お金は卒業してから払ってくれたらいい」というようなものでした。

しかし、僕の判断は揺るぎませんでした。

めんたむ
そこまでして嫌なことと付き合いたくないし、卒業してからも縛られるなんて嫌だ!

その場では返事をせず、後日連絡してほしいとのことだったのでその日は一旦帰宅しました。

そして、1週間後、全体ラインと部長に辞める旨を伝え、退会しました。

このときが9月初めでした。

部活を辞めたものは「異常者」

医学部というのは村社会なので、僕が「部活を辞めた」ということはすぐに広まりました。

夏休み明けの学校ではほぼ全員が知っていたと思います。

全員がそうというわけではないですが、この学部では僕の印象は良いとは言えなくなってしまいました。

正直、これがめちゃくちゃ怖かったです。

なんで部活を辞めたら、みんなと違うことをしたらこんな変な扱いをされるんだろうかと思いました。

この、何にせよすぐに広まるというのは村社会ならではのことなんだろうなあと今では感じています。

こういった窮屈な思いをしたまま過ごしているうちに、気づけば2年の冬になっていました

高校の同級生に気づかされる

そんな中、高校の同級生と飲む機会がありました。

そこで、お酒を飲んで少し愚痴りたくなってきて、今までのことを話しました。

すると、その友人がこう言ったのです。

友人
それって普通におかしくない?そんなのコールして飲ませる方が悪いんやしめんたむは気にすることはないで

こう共感してもらえたとき、とても救われた気持ちになりました。

めんたむ
良かった…僕がおかしかったわけじゃないんや、この狭い縦社会にいたからそのことに気づかなかった…

これがこのTwitterを始めるきっかけにもなりました。

最後に

これまで見てきましたが、大学によっては部活を辞めるのがもっと難しいところもあるようです(先輩全員に挨拶しに行かないと行かないとか)。

そういうのをこのアカウントで見てきて思ったのは、「医学部の部活はほとんどがブラックだから入らない方が得することが多い」ことです。

確かに、ホワイトな部活ももちろんあるとは思いますが、部活のことで苦しんでいる人がいる以上、自分の経験談も含めて僕は反対していこうと思います。

僕と同じように苦しんでいる人に、そんなことで自分の人生を縛る必要はないよと伝えたいです。

この記事はとても長くなりましたが、基本的にこれから書いていく記事はここまで長くないのを書いていこうと考えています!

最後までご覧くださり、ありがとうございました!

もし何かありましたら、コメントしてくださると嬉しいです!

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