医学生が国試対策、CBT対策に切っても離せないアプリ、「mediLink」。そのアプリが2月10日にアップデートされました。
今回は「4.1.0」という名称から分かるように大きなアップデートとなります。この記事ではmediLinkを3日間使用していて気づいた点を紹介していきます!
なお2月13日土曜日に4.1.1のアップデートが来ていますが、これはマイナーな変化なので割愛させていただきます。
アップデートの詳しい内容はmediLinkのホームページに載っているので下のリンクを確認してください!
目玉はダウンロードできるようになったこと
今回のアップデートの大きな目玉はズバリmediLink動画をアップデートできるようになったことです。
主にQ-Assistで勉強している人にとってこのアップデートはかなり嬉しいものだと思います。あらかじめ動画をダウンロードしておけば、場所を問わず動画を見れるのはmedu4アプリと並び大きな強みだと言えます。
Q-Assistを購入していなくても、Question Bank(QB)vol.1~5を購入している方は本に付属しているシリアルナンバーをmediLinkストアにてログインの上入力すると無料で視聴することができます(ただし問題解説は付属しておりませんので注意してください)。
UI(user interface)改善も大きい
今回のアップデートで個人的に嬉しいのはUIの改善です。UIとはuser interfaceのことで、簡単に言えば見た目や使いやすさを表します。特にQBオンラインでUIが改善されたことが個人的にはかなり嬉しいです。
具体的には2つあり、1つ目は問題・解説の読み込みが早くなったことです。
今までは演習をしていて問題や解説を読み込むのに2秒ほど間がありました。1問だけだと気にしないのですが、これが数十問、数百問単位になってくると話が変わってきます。
2つ目は演習するときに文字の拡大、縮小ができるようになったことです。
今までは文字の大きさは固定されており、ピンチ(二本指で操作すること)をしても画面が拡大・縮小することはありませんでしたが、今回のアップデートでできるようになりました。
地味ですが嬉しいアップデートです。
ちなみに、mediLinkで購入した「病気がみえる」や「year note」はこのように拡大・縮小はできないので注意してください。
現時点での課題
ここまでアップデートによるメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
まず、動画視聴が重いことです。QBオンラインを解くときの読み込みは早くなりましたが、動画視聴をするときの読み込みは前回と同じくらいかそれより遅いときがあります。
↑3月5日に修正のアップデートがきていました!動画視聴のスピードはだいぶ改善されているのでストレスなく見ることができるようになりました!(3月9日追記)
また、ピクチャ・イン・ピクチャをすると倍速再生の効果が切れるのも課題だと言えます。
ピクチャ・イン・ピクチャは動画を再生するアプリから別のアプリに切り替えても動画を再生できる機能のことです。
基本的に倍速再生で講義を視聴する人にとってこれは大変致命的なデメリットだと言えます。
そして、動画を消す方法が面倒くさいのも問題点です。
以下のようにダウンロードした動画を見れるのですが、その後の削除が厄介です。
ダウンロードした動画はここから見ることができますが、削除はこの画面から行えません。個人的にはこの画面からでも消すことができるとありがたいです。
もちろん、これからのアップデートでこうした問題点は改善されていくと思いますが、もしアップデートをしようと考えている人は気をつけてください!
総合的には良いアップデート
上述したように、デメリットはありますが動画をダウンロードできるようになったのは最高のアップデートだと言えます。
外病院での実習などWi-Fiを使えないときでもあらかじめダウンロードしておけば空き時間に視聴することができるのが大変ありがたいです。
空き時間に勉強したい人にとっては最高のアップデートではないでしょうか。
Q-Assistを取っておらずmediLinkではQBオンラインしか使用していないという方でも、読み込みの時間が短縮して効率よく演習をすることができるので、アップデートして損はないです!